ある日ごく普通の中学二年生神薔薇十七夜(かんばら かなき)は学校の歴史の授業で受けた疑問を旧日本兵の祖父にぶつける
だが祖父はお前にはわからないとばかりにまともに話しにとりあわず、さらなる疑問と心にモヤモヤした違和感を感じ家を飛び出した
さ
迷う少年十七夜(かなき)は、狭い裏路地にたどり着くとある特別な力を持つ少女に出会う
そして少女は言った
確率的に零は存在しない
どんなに低い確率でも奇跡は努力でなんとかなるよ
自分には何が出来て何が出来ないのか知った方がいいよ
それだけ言うと少女はその力で神薔薇を過去へといざなう
それは彼が望んだ疑問の解答
第二次世界大戦前の日本へ東条英樹としての転生だった
そこで神薔薇は答えを見いだせるのか?
正義に燃えるアメリカ
粛然吹き荒れるソ連
史実より苛烈さのましたドイツ第三帝国
怪しげな動きを見せるイタリア
そして少年の心を持った東条英樹が混沌の時代を駆け抜ける
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-23 01:09:50
2107文字
会話率:47%
1941年に始まった太平洋戦争。そこで祖父がみたものとは...
1945年の終戦まで祖父が体験したあの太平洋戦争。
祖父は太平洋戦争のときなにを思ったのか?
最終更新:2014-02-19 22:58:33
215文字
会話率:20%