「ゲラゲラコンテスト2」に応募させてもらおうと思って、漫才を想定してざっくり書いたら、字数を倍以上オーバーしてしまいました。応募締め切りまで近いので、これを削って制限におさめるか、別なのを用意するか、これから考えます。本作は、これはこれとし
て「短編小説」として「なろう」に投稿してみます。
筆者のキュー山はち夫は「生徒会、ないしょの欠員1」で2020年に「小説家になろう」デビュー。これは小説賞落選作を改作したものなので、イチから「なろう」に向けて書いた作品としては、本作が初となります。
出来上がってみると、漫才というよりラジオ番組の掛け合いのようになりました。
下野紘さんと巽悠衣子さんのやりとりが楽しい番組「小説家になろうラジオ」に影響されたところが、多分にあると思います。
もしも番組で、時間が余って穴埋めコーナーが必要なとき(そんなときがあるのか、わかりませんが)、下野さんと巽さんが「じゃあこれでもやるか」とパッと演じやすいようにと考えて、本作は書かれております。「ゲラゲラコンテスト2」の応募という当初の目的は、完全に忘れ去られたようでもあります。
【あらすじ】
ボケ役さん(巽さん想定)は、ちょっと知っている小説投稿サイトの作者さんが「連載がすぐ終わってしまう」と悩んでいるかもしれないと思い立ち、どういうヒロイン設定にすると作品が長続きするか、自発的に考え始める。小説に役立てるための調査なのに、データを集める容易さを理由に、調査対象をマンガにしてしまう。ツッコミ役さん(下野さん想定)は、ボケ役さんが繰り出す「『ヒロインが相手より年上』『同学年』『相手より年下』のどれが一番単行本の平均巻数が多いか」などの調査結果について考えつつ、新たな発見をしたり、作品づくりにおいて真に重要なことはなんなのかを、ちょっと考えたりする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 23:00:00
4305文字
会話率:98%