以前はあって今にないもの、それは自由。
以前になくて今にあるもの、それは力。
電車に轢かれて亡くなった主人公、|唐田修三(からたしゅうぞう)は『剣と魔法の世界』へと転生し、ホルンバート侯爵家の次男坊であるエレオノール・フォン・ルー=ホルン
バートとなった。しかし、ようやっと物心のつき始める三歳になり記憶を取り戻したものの、侯爵という偉い立場のせいで敷かれたレールを歩まなければならなくなる。
日本では何にでもなれた。医者でも弁護士でも政治家でも何でも。あとは自分の努力次第だった。ただ、力が足りていないだけ。
しかし、この世界では力がある。敷かれたレールを自力で修正できるほどの力が―――。
ハーレム要素は好きじゃないのであまり期待しないでください。女の子が全く出てこないわけではないのですが、主人公が侍らせて『キャッキャウフフ』みたいのは多分ないです。あったとしてもドロドロ展開にしてやります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 17:46:35
18816文字
会話率:26%
日本を腐らせた世代からの報告です。
自民党を支持する際には、
ちゃんと利益供与を受けましょう。
最終更新:2020-06-05 20:17:51
6099文字
会話率:5%
「わたしは何が理解できないって、何も考えていない人間ほど理解できないものはないのよ――」彼女は世界のことを嫌っていた。その嘘や欺瞞、いい加減さについて。彼女は美人で、口元はいつも不機嫌そうで、桜色の髪をしている。
そして彼女は、久良守家の
一員でもあった。地元の名士で、資産家、政治家でもある一族。
対してわたしは、ごく普通の高校一年生。背が低く、地味で、鏡の前ではいつもそれが自分の顔であることを確かめる。わたしは学校の昼休み、森のベンチで偶然彼女と出会い、友達になる。
対照的ではあるけれど、何故か親友のようになった二人。彼女との短い交流の中で、わたしは本当のことを知る。彼女の髪がどうして、桜色なのかを――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-14 22:21:05
32336文字
会話率:49%