有希は十歳の時から成長が止まって早八年。大学生になる直前のうららかな春の日に、有希の両親はありえない計画を立てていた。有希の父は自称「異世界人」成長が止まっている有希に「あっちの水の方が合ってるから成長が止まってるんだ」「あっちの世界で成長
して、いい恋しなよ」と、有希をマンションの14階から放り投げる。気づいたら見知らぬ城の泉に落ちた有希。助けてくれたのはニヒルに笑う金髪碧眼の美青年だった――サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-07 10:59:28
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