真夜中に閉店間際の中古ゲームショップに立ち寄った、イタリアンの店長・天地洋(テンチヨウ)。
彼はそこで思い出のゲーム、『イサナ王国物語』を見つけ、購入することに。
セルフレジに通して購入しようとしたところ、強い光に包まれ、気を失ってしまう。
次の瞬間、天地は自身が店長をつとめる店の個室で目覚める。
いつもと少し違和感のある店内で開店準備を進めていると、冒険者風のコスプレをした少年が店に飛び込んでくる。
空腹で倒れ込む少年に、天地は料理を作って振る舞うことに。
少年に料理を振る舞い外へ送り出すと、そこは懐ゲーの世界・イサナ王国であった。
天地店長は『いたりあ食堂ピコピコ』を運営し、イサナ王国で生活することに決めるのだった。
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カクヨムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 07:10:00
183149文字
会話率:44%
囲い込まれ、守られて過ごす日々に小さな違和感を捨てきれず、ついに外へ出たはいいけれど、外の世界は思っているよりもずっと、ずっと大きくて、雑多で、複雑で…とても大変です。
せめてもっと小さな世界で、練習することが出来れば。MMORPGの広
告に心惹かれて、飛び込んだ世界での、新菜の生活を描きます。 たかがゲーム、でも感情はリアル。
単純化された世界で、いろいろな人の助けを借りて学んで、外の世界で自立して暮らせるように…。
プロローグは飛ばして読んで、気になったら戻っても大丈夫です。目がすべる…と思われる方はスキップで。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 06:00:00
458408文字
会話率:6%