ある学校帰り。
いつもの様に家に帰ったカオルは、突然、最愛の両親との別れを告げられる。
集まった親族達は、我欲の赴くまま、薄汚い『濁った目』をして、カオルの両親が残した財産などを奪っていった。
辛い現実に絶望し、僅かばかり残された資産の下、
カオルは両親と過ごした幸せな時間を忘れまいと、家に閉じ篭る事を決意する。
だが、誰にも会わず1年半ほど経ったある日。
眠っていたカオルは『白い手』をした何者かに殺され、異世界へと連れて行かれる事になる。
そこで出会った『ヴァルカン』と名乗るエルフの美女。
カオルは、連れられるまま。流されるままに、ヴァルカンに着いて行き、この世界を知る。
現代日本とは、あまりにも掛け離れた文明。
人間以外の種族。
そして、異形の魔物の存在。
カオルは、数々の出会いを経て、少しづつ成長していく。
恩師であるヴァルカンと共に・・・・
見た目美少女な男の子が、笑い悲しみ、そして愛に壊れるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-09 00:00:00
2321130文字
会話率:30%
王が亡くなり、王妃と幼い王子が身を寄せた隣国で、王子はその国の姫と愛し合うようになりますが・・・その結末には未だに多くの謎が残されたまま。ハッピーエンドになると言う者、ハッピーエンドを望む者、バットエンドで終わると言う者、様々な意見で議論さ
れる未完のお伽話です。読み終わった時、あなたはどのような結末を思い付くでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-20 07:00:00
719文字
会話率:13%