「妖怪、悪魔、UMA、あれらを指す呼称は世界にごまんとあるわ。 …けれども私達は、あれを"マモノ"と呼んでいるのよ」
それは単なる偶然か、それとも運命の悪戯か…。
普通の高校生であった百目木 至(どうめき いたる)
は、ある日傷ついたマモノの子を拾う。
このマモノの子との出会いを切っ掛けに百目木少年は、否応なく"マモノ"たちが蔓延る非日常の世界に足を踏み入れることになってしまった。
そして百目木はマモノの子と共に生きるために弟子入りしたのだ、マモノと共に生きるマモノ使いを生業とする強面の男に…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-12 22:10:46
89443文字
会話率:31%
霧の女王が放つ霧には吸った者の脳が最大に賢くなったり魔法が使えたり剣術が使えたりする異能の力が宿っている。
主人公のアドレ・イテには魔法が使える霧の加護が掛かっていたが窮地に立ったときに使えと言われていた母の筐であるペンダントを割ると
緑色の光と共にアドレの異能は消えてしまった。
そこに現れたレイスと名乗る秀麗な女性はアドレの窮地を救い、母の友達であり、おまけにウェンディゴと言う悪魔だという。
そのレイスからアドレは自分もウェンディゴになっていることを知らされる。
だが、悪魔になっても人間としていつも通りに暮らしていけるという母の加護によりまたいつも通り魔訓院に通う。
こうして始まったアドレのウェンディゴとしての生活でアドレは霧の女王の加護に疑問を抱き本当の希望を探していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-22 02:26:38
22803文字
会話率:51%