【これは、主従の恋ではない。
けれど、魂が惹かれ合う物語。】
焔を統べ、代々黄金の焱を受け継ぐ若き女王ヴェラノラと、彼女に仕える寡黙な騎士レイ。
秘められた真実がある。
――その騎士は、“女”だった。
偽りの名、偽りの姿。
それでも守りたかった、たったひとりの君。
幼き日に会った記憶。
お互いに少年を探し続ける。
イヤリングの感触。
確かにその日が存在したことを告げている。
運命に翻弄され、心を縛られながらも、ふたりの想いは交差し、やがて真実へと辿りつく。
変わりゆく姿。
仕掛けられた鎖。
そして、竜へと繋がる運命。
“偽りの剣”で守り続けたレイ。
やがて、“真実の愛”を知ることになる。
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※本作には以下の要素を含みます。
・性別偽装/正体秘匿
・百合/BL要素を含む“関係性重視”の描写
・洗脳/精神干渉(感情・記憶操作)を含む表現
・若干の暴力/流血/戦闘描写あり
キャラクターや関係性に強く依存した構成のため、
ジャンルに明確なラベリングが難しい部分があります。
「主従」「愛と狂気」「赦しと共犯」などがテーマに響く方に、届きますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 11:14:20
4179文字
会話率:10%
貧乏暮らしのニートのてのひらに穴が空いた。
その穴の向こう側には、パグ犬そっくりの異世界少女が。
ニートは誓う。何があろうとこの少女を助けてやると。
ニートは立ち上がる。異世界の伝説に記された『最強にして至高なる聖霊』として。
これは無力
なニートの物語。
ただひとりの少女のために、世界を、神を、運命全てを敵に回して戦った、とあるニートの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-21 20:00:00
54364文字
会話率:96%