ごく普通、というには顔のいい高校二年生の葵。
ある日、自分に失望した葵は自殺をした。
これでようやく窮屈ではなくなる、と安堵感と解放感に包まれた途端、見覚えのない世界にいた。
逃げられなかった、と絶望を感じながらもただどこまでも自分に失望し
ながらフラフラと彷徨う。
ーーーはずだったのだが、何故か自分に懐き着いてくる青年たち。
その理由は葵の知るはずもない事実、その世界の美醜感覚にあった。
これは、どうしようもなく自分が好きで嫌いな葵とそんな葵が好きな者達の優しく残酷な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-20 18:07:23
1733文字
会話率:7%
「ブギーマンのゼロ」
その名は世界間の次元の壁を超え、遠方によく知れわたっている。
曰く、ゼロは女であり。
曰く、背中に漆黒の翼を生やし。
曰く、巨大な蛇を使役し。
事件の場に颯爽と現れ、非道の輩を成敗するのだ。
「ブギーマンのゼロ」とはそ
ういう者なのである……
ゼロ「誰だよ、それ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-30 22:38:29
203文字
会話率:0%