十の領域に分かたれた世界《プルクラム》
神々の箱庭とも呼ばれる、美しきこの世界は、様々な思惑が複雑に絡み合い、大規模な戦禍に見舞われようとしていた。
十六歳となり、成人となった青年《マルク》は前線基地に配属されたその日に、爆発に巻き込
まれ死亡する。しかし、そこで消え去るはずだった彼の魂は、とある神の手によって救われることになる。
使命と力を授かった青年は、自らの夢でもあった「領域踏破」を決意する。
これは一人の青年が、伝説の英雄となってゆく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-26 00:02:42
18493文字
会話率:35%