かつて ”邪神” と呼ばれる存在が、自らの眷属を生み出すため世界中に”魔法陣”をまき散らした。
それを神に仕えし女神達が浄化し、邪神に対抗するための力【加護】を授ける【覚醒の魔法陣】としたのが始まりだった。
その後、加護を得た人々の手で邪
神を払い、世界は平和となった。
以来、15歳の成人になった者は【覚醒の儀】を得て、女神の祝福【加護】を授かり、様々な恩恵を得ることとなった。
ディール・スカイハート。
英雄の加護【剣聖】を授かった兄と、最高位の加護【神子】を授かった姉を持つ、神童。
いつか、自分も兄と姉のような加護を得るのだと信じ、日々修行に明け暮れた。
だが、成人となったその日。
【覚醒の儀】で得た”加護”は…。
この世界で”落ちこぼれ”の烙印である【加護無し】だった。
そんな彼が強大な力と仲間と出会い、いつしか”世界の真実”を知ることになる。
そして---。
これは、落ちこぼれの烙印を持つ彼が、世界を救うまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-31 14:39:39
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会話率:30%