太平洋に浮かぶ日本が保有する人口島、沖鳥島。通称をオリエント島と呼ばれる島にあるオリエント学園には、学内トップの実力を持った学生たちがいた。人々は彼らをまとめて七戦士(セブン・フォース)と呼んでいた。
その学園に通っていた藤堂神門は転校生と
の戦いに敗れて以降、一気に序列順位を落とし、気づけば順位は現・学園生徒数と同じ順位にまで落ち込んでいた。そんな彼のことを人々は『落第七戦士(ワースト・セブン・フォース)』と呼んだ。
そんな時、神門は一人の少女と出会った。彼女の名は水菜霧羽。七戦士の一人であり、学園での序列は一位。かつて、神門と戦って神門の七戦士の称号を剥奪した張本人であった。
霧羽はあの時の戦いを後悔していたらしく、その罪滅ぼしとして神門が再び七戦士になれるように協力することとなんでも言うことを聞くと言ってきた。
神門は霧羽と共に再び七戦士になるために最下位から這い上がることを決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-10 13:42:23
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