ある日、唐突に異世界トリップを体験した香坂御月。彼女はオタク故に順応も早かった。仕方が無いので魔導師として生活中。
本来の世界の知識と言語の自動翻訳という恩恵を駆使して異世界で生きる彼女。ところが現実は厳しかった。
癖があるどころか乙女の夢
をぶち壊す美形連中と異世界人の扱いを知った彼女は痛感する。
「恋愛フラグは立たない、絶対に……!」
……保護された国は天才(=非凡)+異様に綺麗→壮絶なマイナス要素あり、という実力至上主義な国だった。
――これは何の役目もなく異世界に辿り着き、これまでの知識をフル活用して障害を取り除こうとする枯れた女性の物語である。
※基本的に主人公最強です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 07:00:00
3563809文字
会話率:36%
こちらは『魔導師は平凡を望む』の番外編置き場です。
たまに番外と称して書いている、IFやパラレル設定のものになるかと。
また、本編とは関係ありません。
最終更新:2021-12-31 22:18:37
16280文字
会話率:25%
『魔導師は平凡を望む』の番外編です。年が明ける前後に起こった、騎士寮での一コマ。
最終更新:2016-01-01 07:00:00
10786文字
会話率:42%
「……他を当たってください。私は安らかに眠ります。満足できる人生でした。苦労が確定している延長戦は要りません」
大事故に巻き込まれ、子供を庇って死んだ東雲聖(しののめ ひじり:享年二十一歳)。
己の欲に忠実かつ駄目人間予備軍な彼女は、人
(しかも見目麗しいショタ)の命を救うという上出来な死因に心から満足し、安らかな眠りにつこうとしていた……。
――しかし、彼女はある声により強制的にもう一度意識を呼び戻されてしまう。
目の前には、創造神を名乗る、銀髪青目のショタ(勿論麗しい)が。
彼は、聖にある依頼をする。それは、自分の世界で『ダンジョンマスター』になってほしいというものだった。
「嫌です。何その、怪しげな職業。ラノベやゲームじゃあるまいし」
衛生的で、安全で、娯楽のある日本の生活に慣れきっていた聖は、不自由な生活を勿論断固拒否!!
そんな彼女に、銀髪ショタ(神)は、あるものを授けた。それはチートではなく……インターネット利用のできるパソコンと通販による元の世界の品の持ち込み!
スッキリとはしないながらも、パソコンという引きこもりの必須アイテム♪を手に入れた聖は、神の要求を飲んで異世界で『隠居生活』を楽しむことに。
――再び目が覚めると、そこはすでに異世界ダンジョン内。
補佐役である、黒髪赤目のイケメン執事が目の前で微笑んでいたのだった。
しかし、ダンジョンとはなんたるかを説く彼の笑顔は後に引きつることになる。
ほかでもない主、聖と彼の認識の差によって……!
「殺伐としたダンジョンなんて嫌だし、巨大迷路、もとい平和にアトラクションの経営を目指すわ! 誰にでも楽しめるものになるよう、頑張る!」
自分の欲に素直に! どうせやるなら自分が楽しく!
(主に聖のせいで)苦労性のイケメン執事や、(聖の影響受けまくりの)その種族らしからぬ魔物たちと過ごす、平和で楽しく快適な異世界ダンジョン経営ストーリー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 12:00:00
433369文字
会話率:46%