学院の卒業式で、ミルティーナ・バース侯爵令嬢は今まさに婚約破棄を宣言されたところだった。長年王子妃教育に取り組んだというのに、婚約者のアルジャーノン王子殿下はあっさりと可愛らしい男爵令嬢と学院内でせっせと不貞を働く。あちこちの端所を汚しなが
ら。······ああ、汚い!
よくある婚約破棄ものです。昨日友人と掃除と幻臭の話をしていてうっかり思いついた、短いお話になります。地の文がない形で書き進めているので、読みにくかったらごめんなさい。
タイトルにある「特殊清掃」は現代でよく使われる意味合いとは違いますので、あらかじめご了承下さい(オプション的、プラス料金的な感じで付けました)。
※この作品は他サイト様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 07:55:21
4780文字
会話率:30%
6500万年前、時が揺らいだ、時空震である。…それは今でも、ふと時の節と腹を揺るがせている。 ある夜、少年はすべてを殲滅するクレゾールの幻臭と、その瞳には空が“キーン…”として観え…何者らと繋がった。 時空震は巨きな恐怖を伴い、なにものを
も束縛した。 …だが… どんなに巨きくても、祓えない恐怖はない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 14:40:42
14864文字
会話率:3%
時は地球が弱りきった未来。美紗はその地球に少しでも恩返しをするために旅立つことを決意する。 そんな彼女の唯一の心残りが、義兄の星斗のこと──。 自サイト「ふみかばんのほーむ」より転載。
最終更新:2013-03-10 01:00:00
8551文字
会話率:19%