年老いた国王 小説家になろう　作者検索

無限の魔力を女神にすべて奪われてしまった魔王様は、もはやただの人。そんな魔王様と四天王の一人、宵闇のデュラハンは見つからないように魔王城を夜中に抜け出し冒険へと旅立つ。目指すは女神がむかった人間の城！　魔王様は無事に無限の魔力を取り戻すことができるのか！　女神が無限の魔力を使って成し遂げようとしていた秘密とは！？　さらには勇者の執拗な妨害を受けデュラハンは今日も頭を抱える。壮大なファンタジーが今、幕をこじ開ける！折りたたむ>>続きをよむ

　魔王を倒した勇者ユーゴは、魔王の呪いによって力が衰えていった。 　人との関わりに嫌気が差し、数年、<樹海>という大自然の中で生活をする。 　そんなある日、年老いた国王クローテスの命令で王都に戻り、国王の孫娘ユニに戦い方を教えることになる。 　ユーゴは元勇者と馬鹿にされていたが、教え子のユニの信頼を得るようになり、ユニを勇者に育て上げようとする。 　一方、ユニは自分の目標を達成するためにユーゴを先生とし、魔王を討伐して勇者になり、果てには国王になることを目指す。 　実力をつけていくユニだが、そんな彼女にも暗い過去が…。 　いつか来る魔王に備えてユーゴとユニは毎日を生きる。 　これは元勇者の先生と勇者になりたい少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ

その昔、とある王国に年老いた国王がおりました。重い病を患い、己の命の終わりを悟った国王は三人の息子の誰かに玉座を譲ろうとします。されど、息子たちは三人とも一国の主としては相応しくありませんでした。絶望しながら眠りについた夜、国王の夢に金色の水仙を持った女が現れます。 これは国を愛し、国を亡ぼしたとある国王の物語。折りたたむ>>続きをよむ