アホの村人と物知りばあさんのコントみたいな物語。
最終更新:2019-10-29 13:23:29
15772文字
会話率:75%
人面瘡を見たくはないかと、黒田さんは尋ねてきた。
僕は、見たいと答えた。退屈だったからだ。
――2009年の夏、玄田智紀は13歳だった。足の骨折で入院していた智紀は、ある日病棟で、謎の美女、黒田さんと不思議な約束を交わす。それは、
人面瘡を見る代わりに、彼女の怪談話に付き合うというものだった。
黒田さんは、人面瘡で入院しているというのだ。
怪談を通して仲を深めていく二人。しかし智紀の身には、衝撃の結末が待ち受けていたのだった……。
※8月22日~8月29日まで、毎晩投稿します。1話は大体1000~2000字くらいで、最終的な文字数は2万5000字ほどになる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 20:00:00
25228文字
会話率:31%