僕の父は、自慢じゃないが、霊長類ヒト科ヒト属の失敗作。いわゆるダメ人間と呼ばれる生き物だった。そんな父に、ひとっ欠片の美徳らしきものがあるとするならば、それは、彼の言動の端々には、僕の知りうる限り、どだい「差別心」という感情が見受けられなか
った、ということである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 19:14:45
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また政治家の失言だ。なんていうかもう風物詩だね。いや、季節関係ないから風物詩じゃないか。とにかく政治家の失言や問題行動なんて「定期的にある、ごく普通の日常的な光景」みたいに思っている。これは諦めっていうのかな。
ところで差別的発言について
「誠にイカンであります」とか言うのは簡単だけれど、結局何がイカンのか、差別をしないようどう気を付けたらいいのか、みんな分かっているのだろうか?
実は私には分からないのだ。……というより、自分の中に差別心があるのを正当化し、黙認している。こうやって時代の変化に気づかないまま自分の差別心を封じ込めておくのも、後が怖いのかもなぁ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 21:12:46
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