時は平安。
今をときめく左大臣家には、才色兼備で名高い6人の姫君たちがおりました。その中でも三の君は群を抜いた美女で最も才気あふれる姫君。
にもかかわらず、御年18。もはや立派な嫁き遅れ!?
これは、恋をすることすら “めんどくさい”
の一言で切り捨ててしまうような、乙女の風上どころか、風下にも置けない、ナマケモノもびっくりな、超絶ものぐさぐーたら姫の、
本人はまったくそうは思っていらっしゃいませんが・・・
周りから見れば、崖っぷち恋愛譚でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-30 17:03:07
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会話率:22%