阪口法子19歳、大学国文学科一年めが終わった春休みに『日本書紀』に挑戦。だが読めない。つまずいた時に助言を求める相手は9歳年上の従兄、阪口信也。氏神を祀る神社の神職。怪文書にしか見えない日本書紀も、信也に会う口実になるなら法子は嬉しい。7歳
の時から彼に恋をしているのだから。
随分昔に書いていたシリーズもの「長秋神社ーあのひとの神社があってもいいじゃん」の中の1作です。「帰ってきた人」という作品で信也が25歳、法子が16歳、そこから3年後。やっと恋は実る?
少し重たい絆を扱ってます。
* 武 頼庵(藤谷 K介)さまご主催の【能登沖地震復興支援!!】 繋がる絆企画への参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 01:16:53
6151文字
会話率:42%
田舎の僻地で、独りのんびり静かに暮らす月子。そんな彼女の所に現れたのは、鎧を纏った騎士だった。
最終更新:2022-10-30 15:06:19
73530文字
会話率:52%
転校生の少女未友は、クラスメイトからいきなり、山へ行こうと誘われる。よくわからないままついていくと、そこである景色を見せられて心変わりをする、という短編。キーワードは山茱萸です。
最終更新:2015-03-17 01:15:51
3549文字
会話率:60%