ファウスト家の長女として生まれたルーナは紫の瞳と月下に映える白銀の髪を持つ美しい少女である。
父や兄の溺愛を受けながら成長した少女は、5歳になると国の第一王子と内密に婚約が結ばれた。
互いに惹かれ合い、ともに生きることを望んだ二人の未来は
、王子16歳の誕生日に起こった精霊がからむ事件で一気に崩れてしまった。
美しい白銀の少女と精霊の間にあった小さな秘密。
秘密の重大さに気づけなかった少女と、彼女を守ろうとした、彼女が守ろうとした、家族のお話。
※初投稿、不定期更新です。
かなり稚拙な文章なので理解しにくいところも多々あるかと思いますがご容赦ください。
前半はほとんど説明のようになるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 22:12:00
11872文字
会話率:15%