21世紀でサラリーマンをやっていた俺は、気づけば三国志の世界に転生していた。
その転生(憑依)先は、呉の孫紹。
孫権の兄であり、”江東の小覇王”と呼ばれた孫策の、息子だった。
時は”赤壁の戦い”直前の、208年初頭。
ここから曹操を撃退した
孫権と劉備が、それぞれに国を構え、3国鼎立の状態になっていく。
しかし微妙な立場の孫紹は、戦局に関わる機会もなく、ただ歴史の中に埋もれてしまうのだ。
いいや、この胸にくすぶる思いを、諦めたりはしない。
志なかばで逝った孫策(オヤジ)の夢を、俺が継いでやろうじゃないか。
今、未来人の意志を宿した孫紹が、新たな歴史を作ろうと動きだす。
孫家3代の覇業に、刮目せよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 08:00:00
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