酒とタバコが相棒で死因。自業自得に二十九歳で生涯を終えた私は、「我が元へ来たれ」という声で異界の魔女のところへ呼び寄せられた。
聞けば彼女の代理で十年間の兵役につくものが必要で、それが済んだら自由に生きて良いという。「契約してくれるか?
」と問われるのに、興味をひかれて答えを返した。「おいしいお酒が飲めるなら」
酒に酔いつつ異界を歩く、変わりものの魔女のお話。(登場する地名に深い意味はありません。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-28 14:00:00
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会話率:29%