私、シュリア・ヴィントンは、全国民が憧れているといっても過言ではない第一騎士団の総長サマの妻だったのですが、気づいたら死んでしまっていました。ちょ、ちょっと待ってください。まだ彼の残した約束の意味も思い出せないし、十分に妻としての役目を果た
した覚えはありません!
あ、でも彼から見ればお荷物が消えて少しは楽になったのかな?
自意識過剰な奥サマが浮幽霊になりながら人の身体の中に入り込んだり、モノを動かす技術を身に着けたりしながら、夫を見守るお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-27 00:54:13
2640文字
会話率:1%