無実の罪により一族が族滅にあった少女は、共に逃亡した母と従者とも生き別れ、気づけば盗賊団に売られ暗殺組織に売られていた。ある日仕事を終えた彼女は、暗殺者を辞めるために一緒にいた仲間を殺し、逃亡する。その途中で大怪我を負った自分を助けてくれた
のは、田舎の貧しい一家だった。そのことに恩義を感じた彼女は、やがてきた徴兵に志願し、帝都に向かう。
徴兵期間が終わったら稼いだお金で土地でも買って田舎に引きこもろう。
そう思っていたら、牢から逃げ出した罪人(叔母)を切り捨てたことで出世し、気づけばその美貌が皇帝の目に留まって後宮にいた。後宮に入り浸る皇帝と荒れ果てていく国を見て思う。
べつにこんな君主いらないよね、と。
かくして少女は、皇帝を倒し、国を手に入れるために動き出す。
唐突にBL・GL要素、血なまぐさい表現、品のない表現が出てくる場合がございます。ご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-29 23:25:24
332文字
会話率:0%