黒の女王の圧政により、魔族達は苦しめられていた。
奴隷のような商品としての扱いから、更にその立場を下げられる。
だがしかし、一人の若い魔族の青年が魔王を自称して立ち上がる。彼はその風体、容姿から白の魔王と呼ばれることに。
だが、そんな彼の抵
抗も今や風前の灯火。
人間、そして更に進化した“真(まこと)なる人間”、通称真人間により追い詰められていた。
そんな中、南の砂漠を歩く男の姿が。その男は、灼熱の砂地を何故か素足。ポンチョに見えるくらい小さなフード付きのローブ。更に下半身にはブーメランパンツ一枚であった。
注)主人公だけ、世界観と美意識が違っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-14 15:17:59
28457文字
会話率:24%