桜槐高校三年女子空手部主将、一条有栖川は普段と変わらぬ高校生活を過ごしていた。
そんな時、二足歩行で歩き人の言葉を喋る兎ホップと出会う。
まるで不思議の国のアリスのようだと思いながら、ホップの話を聞く。
ホップは異世界から村を救う者を探
しに来たのだと有栖川に告げると、渋々ながら有栖川は承諾してホップと共に異世界へと行く事を決意するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-27 21:18:05
3831文字
会話率:43%
「やっほー!」
「あ、楓ちゃん。相変わらず元気だね」
「えへへ~、ありがと春ちゃん。あれ、みんなはまだ?」
「うん。織姫先輩とさゆりんは教室のおそうじ、鏡子ちゃんは『今日風邪だ』って」
「むー、今日は部室のお掃除があるから稽古時間少
ないのにー…」
私達、県立西平高等学校空手部は、ずっと弱小です。1回戦負けは当たり前、3回
戦までいけたらヒーロー扱いだったそうです。
「そんな学校でも優勝してやるんだからっ!」
これは、青春時代を空手に費やそうと決めた少女たちの、熱い物語である!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-12 00:16:16
4221文字
会話率:58%