――失恋したことを知った。
仕事人間で人付き合いが苦手な鳥潟佑は、上司である加賀地に恋人ができて初めて、自分が彼に恋をしていたことを知った。
自棄になって彼の恋人になったバーテンダー、牧山の店に行ったものの、彼を見て何も言えずにヤケ酒をし
てしまう。
具合を悪くした佑に手を差し伸べたのは見知らぬ男。
だが、散々に醜態をさらした事で思う事をぶちまけると楽になった。そして男はそんな佑を拒みもせず、側にいてくれた。
その男、明谷はその後なんだかんだと佑を誘うようになる。それが心地よく、いつしかかけがえの無い時間になって二ヶ月、雰囲気の違う明谷に誘われた。
エロなしですが、におわす表現はあります。また、キスシーンはありますが、しつこくはないです。
MLなんて珍しい作品ですが、遊びで書いてみました。
プライドの高い孤独な秘書と、遊び人な男のちょっとしたお話です。
こちらはE★エブリスタにも掲載しております。作者本人の掲載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-06 00:07:46
18848文字
会話率:39%