【あらすじ】
運命を背負い、魔剣を手にした少年オド・シリウスの受難と成長を描くファンタジー小説。
★【プロローグ(4~52話)のあらすじ】
オド・シリウスは大陸の北にそびえる大星山で暮らす少数民族・天狼族の一員である。
オドは幼いながら
も才能に溢れ、集落の皆から将来への期待の眼差しを向けられていた。
12歳になったオドは天狼族の成人の儀式に参加し、そこで天啓を受け、魔剣『コールドビート』を手にする。しかし、それと時を同じくして大きな運命の歯車が動き出し、天狼族の集落に暗い影が忍び寄る。
集落に大軍が攻め寄せ、集落は壊滅、オドは帰る家を失ってしまう。
生まれ育った故郷である大星山を追われたオドは1人、深い森の中を彷徨い気を失ってしまうのだった。
★【第1章以降(53話~)のあらすじ】
オドが目を覚ますと、そこは大陸の遥か南に位置する大都市ヴィルトゥスだった。
ダンジョンと冒険者の街、ヴィルトゥスでオドは街のトップである人物、ライリーに助けられたのだった。故郷に思いを馳せつつも、オドはヴィルトゥスの地での新たな出会いの中で、冒険者の一員としてこの街で生活することを選択する。
ライリーや街の人々、冒険者仲間との交流や交錯する思惑の中で、オドは少年から青年へと成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 02:07:24
246346文字
会話率:39%
魔王も勇者も戦わなくなった世界。過去に争いあい倒しあっていた時期もあったがある勇者の働きにより和解。それからは基本的には交流せず、穏やかな日々を過ごしていた。
そんな中突然問題になった《魔獣の暴走》ひとつの村は犠牲となった。これを重く見た人
魔族は暴走の原因を探るべく「人間寄りの思考を持っている天龍族」のレオンと「魔獣よりの思考を持っている天狼族」のフェルの2人で人間に扮してギルドに入り、暴走の原因を探るという命令が出された。
しかし天狼族のフェルは人間、そして人間の味方をしている天龍族が大嫌い。天龍族のレオンは頑固な考えの天狼族が苦手で2人の相性は最悪。それでも仕事のためと頑張ってきたが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-31 16:28:58
1030文字
会話率:0%
ある日、突然家族を失い田舎で老夫婦に育てられた主人公、春原 司狼 (すのはら しろう) 。
そんな優しい老夫婦も、亡くなりそろそろ自立しようかと思っていた矢先
「キサマの力が、必要だ」
とどこからか声が・・・。
じいさんの最後の言葉、
「困
っている人がいたら助けろ」
という遺言を胸にその呼びかけに応え、司狼は異次元の世界《クラシーブ》へと旅立つ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-16 14:14:28
61597文字
会話率:31%