「ここはいったいどこなんだぁぁあ!」
一人でマイホームでもある船上でまったりと暮らせるだけの収入を稼ぎつつ趣味と実益を兼ねた漁師兼釣り船兼海上タクシー生活を満喫していた恵比寿海人(えびすかいと)はいつも通り愛船で一人沖合いの海に出てい
た。
海が荒れだしたため、そろそろ寄港しようと考えていた最中、船の上空を轟音とともに通り過ぎた数機のミサイルが拠点にしていた港へと落ちた。
炎に包まれた故郷への寄港を阻む悪天候によって漂流した海人の前に広がっていたのは見慣れた太平洋の青い海ではなく毒々しい青紫の海。
あり得ない海の色に絶句しつつも、現実逃避に愛用の竿を使い釣りを始めると、掛かったのは予想外のファンタジーな大物で……
大型モンスターを釣って食べることで強化されるチート『海神の愛し子』とバットチート『陸神の忌み子』と言う相反する能力に翻弄されつつも、何とか異世界に馴染もうと奔走するうちに、海を汚す人族と海を守りたい人魚、魚人族が争っていることを知る。
種族なんて関係ない、だが愛する海を汚すものは許さない。
異世界と化した未来でもう一度綺麗な海で心行くまで釣りをするために、昔の綺麗な海を取り戻すべくおっちゃん漁師は立ち上がる!
異世界と化した故郷の海に大漁旗をはためかせ、目指せまったり釣りライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 00:27:17
117916文字
会話率:37%
その昔、都会地から島の漁村に移り住んだ私。
まだ洋服も普及していなかった田舎の風習に、最初は戸惑いを覚えながらも、いつしか沖合いをゆく船を眺めるのが楽しみになりました。
漁村の人びとにとっての大漁旗の意味、それにやがて気づいたころ、私も地域
を愛する、島のこどもになっていました。
*この作品は「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 14:12:36
6341文字
会話率:7%
親子台風なんて珍しい台風が来てる最中にまさか自分が船の様子を見て来ると言う台詞を吐いた挙句異世界に行く事になるなんて…
しかも家で寝ていたはずの親父まで一緒に来るなんて
え?船が心配だったから船で寝てた?え?アレはうちの船?え?漁師は伝説?
という事で、異世界で大漁旗を揚げる物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-29 06:36:52
981文字
会話率:14%
俺は待っている、大漁旗をつけた漁船が帰ってくるのを。
最終更新:2015-05-01 00:00:00
321文字
会話率:27%