僕は彼女に出会った。運がよかったんだと思った。本来僕は運がいいのだから。何もかもがうまく行く、いい夢の中に住んでいるようだった。だが、彼女は言った。運などはないと。神がよく振ろダイスも、もともとは人間の発明品に過ぎないと。僕はその言葉を信
じなかったが、ふと思った。僕が幸せになるだけのこのいい夢は、誰かにとっての悪夢かも知れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-28 22:47:06
27786文字
会話率:36%
目が覚めると、灰色の砂と岩ばかりでした。どうやらまだ夢の途中みたいです。
諦めて歩きだした私の前に、ようやく水溜まりが出現。え、違う?
スライムだとか手のひらサイズの芋虫だとか。足がわにゃわにゃ生えた昆虫が出て来るお話になります。ゲテ
モノ注意。
赤い瞳をした少年を巻き込んで、奮闘する私のお話。似非ファンタジー。
微糖どころか無糖な感じになりそうです。不定期になりますが、長いお話にならないよう頑張ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-21 17:45:17
12527文字
会話率:34%
十年前、村の儀式によって呪われた体質と呪われた剣を与えられその力の暴走によって幼なじみを殺してしまった一ノ瀬ハルキはずっと呪われた自分のせいだと攻め続けていた。
そんなとき、ある学園から大切なものが手にはいるかもしれないという内容の手紙
が届く。一ノ瀬ハルキは叶わぬ夢かも知れないが少しの望みを賭けて学園に編入することにする。
そこは実力のあるものしか入れないところだった。そこで彼を中心に巻き起こるトラブルの数々。事件、人間関係、恋愛などなど。
無事に幼なじみを甦らせることは出来るのだろうか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-01 20:44:35
5402文字
会話率:44%
私は、ニ日ほど昏倒していたそうです。
眠っている間には、長くて楽しい夢を見ていました。
ずっと、夢のなかで暮らしていきたい。そう思うほどでした。
でも起きてからの暮らしのなかで、見ていた夢の記憶は少しずつ薄れていきます。
――
そのことに気がついた私は、消えていく夢の記憶を少しでも残したくて、夢での出来事を書き留めはじめたました。
そんなある日のこと、見覚えのない人から、声をかけられた私は――――
※本作は「夢かも知れない」の続編です。
先に「夢かも知れない」を読まれることを,お勧めします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-22 21:02:24
6095文字
会話率:13%
――――わたしが見ているのは,自分の夢なのだろうか?
わたしは自分の見ている夢に,違和感を覚えていました。
どうしたことか……夢のなかの自分は昔読んだ物語の登場人物の一人になっているのです。
まるで誰かの書いた物語のなかにいるみたいな
のです。
違和感と疑問を抱えたわたしは,見ている夢のなかを調べだしました。
夢を探り,確かめていくうちに――――
いつしか,わたしは夢で過ごす毎日をとても大切に思うようになったのです。
夢から覚めるときが間近に迫っているとも知らずに。
※本作は「夢だけ知らない」の続編です。
先に「夢だけ知らない」を読まれることを,お勧めします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-19 20:12:58
3988文字
会話率:1%
高校1年生のナナカは、夏休みに機織姫という謎の女性から、宝珠を探してほしいと頼まれた。
夢かも知れない話を信じ、幼馴染のヒイロも一緒に探してくれることに!!
でも宝珠を探しているのは、ナナカ達だけじゃなく……!?
最終更新:2012-07-05 05:00:00
152419文字
会話率:30%