純情な森の魔女がひとりと、残忍な夜の魔術師がひとり。
今年も祝祭の季節がやってきた。
魔女と人間。生きる時間の長さを違える者どうし。その奇跡のような時の重なりを、温かな想いとともに歩んでゆく。
最終更新:2025-05-20 19:00:00
33574文字
会話率:31%
月光の竜であるシハースィには、夜の魔術師という人間の友人がいる。
世間では享楽的で残忍な男と言われ、また実際にその通りであるが、いっぽうで彼の、目的のために手間を惜しまない貪欲さを、そして大事なものへ向ける情の深さをシハースィは知っていた。
馴染みのレストランにて食事をしながら、二人は出会ったばかりのころに思いを馳せ、また変化を語らう。
思えば、ずいぶんと手札を増やしたものだ。
夜の魔術師をマエストロと呼び、彼の駒として夜を揺るがす四人の人間。
マントの飾り紐に、煙草、揃いのピアス――失った名。
さあ、過去を振り返ろう。未来を確実なものとするために。
これは、ただ一介の魔術師にすぎなかった男が、夜の称号を得るまでの物語。
◇
沫たつ時波の物語シリーズ
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森の魔女と夜の魔術師の物語の本編はこちら↓
『ユーリカの栞』
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 19:00:00
45470文字
会話率:35%
夏至の夜は言葉の要素が不安定になる。
さあ、月光の仮面の出番だ。
最終更新:2024-06-23 10:45:00
3926文字
会話率:28%
僕、宵中夕夜はトラックに轢かれそうになっている女の子を助けて死んでしまった……と思いきや、何故だか全く別の世界へ転生してしまっていた!?
そこで僕は魔術の技術を高め、姉と共に第一級の冒険者を目指して歩みだす。
思い返せば、いろんなこと
があった。
異世界に転生し、姉を殺され、復讐に成功し――
――未来に転移した。
これは過去に英雄と呼ばれた少年が、未来へと送られた意味を探しながら、戦い、挫折しながら生きていく物語。タイトル、あらすじ共に(仮)
旧題 夜の魔術師の再臨譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-08 20:08:58
146475文字
会話率:29%
これは一つの歴史が出来るまでの話
キーワード:
最終更新:2014-12-03 11:15:05
7265文字
会話率:18%