変…辺境騎士団には、四天王がいる。
情熱の南風アラフ。北の夜の帝王ゴルディル。東の魔手マルク。三日三晩の西のエダル。
彼らは屑の美男をさらって教育する正義?の騎士団だ。
そんなアラフの苦悩と四天王の交流、これからの決意を書く物語。
最終更新:2025-04-30 16:28:29
2894文字
会話率:23%
平成を迎えることなく滅びた種族がいた――名を麒族(きぞく)という。
太古より、この世には二つの支配種族があった。
昼の覇者:人類。最初に火を灯し、最後に刃を振るった。
夜の帝王:麒族。最初に夜を統べ、最後に夢を見た。
人類が陽の下で耕し
、築き、増えゆくあいだ、
麒族は闇の中でそれをあざけり、狩り、喰らってきた。
夜は麒族のもの。
一歩でも踏み込めば影が動き、命が引き裂かれる――。
幾千幾万年もの間、人類は夜の恐怖を耐え忍んだ。
だが、人類はついに手に入れる。
電気という、史上最大の武器を。
街に明かりが灯り、世界から夜闇が消えた。
麒族の狩場は奪われ、彼らの命運は崩壊していく。
時に、昭和五十八年。
舞鶴学園の二年生・死ノ儀流一郎(しのぎ・りゅういちろう)。
彼は、麒族を討つ『攻類神道(こうるいしんとう)』の処刑人だ。
人類の支配を盤石にするため、夜の残党狩りに生きている。
本来なら、彼の手には麒族を屠る銘刀『鬼包丁』があるはずだった。
しかし、その刃はある因縁で封じられ、その業を奪われていた。
それでも彼は戦う。
人々に夜の安寧を捧げるために。
そんな時に現れたひとりの少女――時女宵子(ときめ・よいこ)。
彼女は、封じられた銘刀『鬼包丁』を打つ刀匠の娘。
人類の刃を鍛える者の血を引く、運命に呪われし者だった。
今、流一郎と宵子は出逢う。
戦いは新たな地平へと踏み出すのだった――。
月は照らす、誰にも読まれぬ昭和の遺言を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 13:04:50
128612文字
会話率:41%
若き伯爵、イムズベルの元にやって来たのは、「責任を取ってくれ」と訴える令嬢、パルテノだった。
なんの責任かと話を聞いてみれば、
「夜の帝王とも呼ばれている伯爵様が、なぜ、あの日、あの時、我が家の据え膳だった私を召し上がらなかったのですか
」
とか言われてしまった。
「は?」
意味がわからない。
そんな誤解から始まる物語。
思いついたから形にしてみたけど、やっぱり、ちゃんとすっきりまとめられなかった。
しかも、地味に長い……(-_-;)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-19 07:00:00
4770文字
会話率:60%
よくある異世界転生ものです。主人公が異世界の公爵家次期当主として生まれ変わり、無双して行くお話。第一章は十五歳、この世界で準成人と呼ばれる歳になるまでのお話。
※準成人とは成人の一歩手前ということ。ちなみに成人は十八歳。
内政チートは作者
が馬鹿のため不可能です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-10 09:50:07
18105文字
会話率:32%
「ルーミアのバカー!」
「チルノのほうがバカなのだー!」
夏のある日、 茹だるような暑さが 幻想郷を包んでいた。 とある妖精と妖怪が喧嘩したその日、 宵闇の妖怪と、 夜の帝王の闘いがあるなんて、 誰も思っていなかった。
最終更新:2015-08-11 21:13:11
10800文字
会話率:44%
シリンは市長秘書である。市長は別に王としての名を持ち、六人の世界の支配者の一人であった。六人の王たちの均衡が崩れるとき、「青階」の「青色術師」ファザムが謎の死を遂げる。そしてそのファザムこそ、シリンと愛を交わす相手であった。………三階層から
なる閉じられた世界。その世界を治めるのは三人の皇王と三人の帝王。六人の王はそれぞれに六色の色にちなんだ称号をもち、<術師>と呼ばれる者たちを配下とする。ファザムの弟にしておなじ<術師>であるプラティスは兄の死の真相をあばく任務を受け、シリンと接触をはかるのだが…… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-04 09:40:59
93491文字
会話率:40%