私は私を虚構にしたがる。すべてをSDカードに入れてすましている。「私」だって「彼女」というフィクションだ。康孝君もトモクンも石塚さんだって。けれど、本当に好きな人は地平線が違う。あくまでも水平な線のうえにいる。ガリガリ君は溶けてしまい、熱い
アスファルトに落ちるけど。鶏柄でとったスープ。白濁したラーメンは、Iさんへの優しい気持ち。安心。あたたかいのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-17 12:27:32
8167文字
会話率:0%
ストリップ小屋「モンテカルロ」で生まれ育った「リコちゃん」、リコちゃんともに公園に集まるのは、失恋したロックシンガー、リストラされた中年の男性、裕福な家庭に生まれるが、両親の関心が自分にないと思っている少年、そんな編成で物語は進んでいくが、
放火によって、青年と中年は救われ、ロックシンガーは救われなかった。なにも変わらなかった。成長という時間の流れさえ変化しないリコちゃん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-29 21:46:13
91560文字
会話率:58%
ある中年の主婦が、妄想を旦那に語り始め、つらつらと語っていく。
最終更新:2016-08-27 17:33:53
4062文字
会話率:24%
ある夜、酔っ払ってしまった。
最終更新:2016-08-26 19:21:41
3272文字
会話率:19%