異世界に転生したら魔王の娘だった――――。魔法≪ロマン≫があるなら無問題、むしろ自分にはラッキー案件、いっそこの世界を満喫してやろうと意気込んでいた主人公に、(暫定)父親の魔王から告げられた、「お前に前世があるのは余がそう造ったから」という
衝撃の事実。そこは主人公が考えたハッピーな剣と魔法の世界ではなく、神々が人間から信仰心を集めるための徹底した管理世界、を、造り上げるための準備段階の世界だった。
さらに、魔王とは人間が信仰心を忘れぬように神々によって造られた報復機構であり、自分は次期魔王就任≪アップデート≫のために魂だけ元の世界からちょろまかされたと明かされる主人公。そのアップデートとはすなわち、「人間が信仰心を忘れないような世界造り」を確実なものとすること。
人間の感覚を持ったままの魔王の娘が、神々と魔王と人間の間で板挟みになって苦労する話。
※習作です。一通り上げきったら多分書き直す予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-24 18:00:00
43935文字
会話率:44%
なろうに潜むテンプレを知りたい。
最終更新:2016-04-17 20:26:13
1355文字
会話率:0%