「…………実際に目の当たりにしますと興醒めするものなのですね。」
ヒロインと王子様による悪役令嬢への婚約破棄。
その場面で記憶を取り戻したのは、当事者である悪役令嬢でも、王子様でもなく…………特に出番が用意されている訳でもなく、詳しい
設定があるわけでもない、脇役の王女様だった。
病弱設定で王子様(弟)のルートでは王位を継ぐための対抗馬になることもなく退場予定の気弱な王女(自分)。
でもでも、転生前の記憶を取り戻した瞬間にアラフォーOLだった性格真逆の自分が簡単に退場することは許さない。
……王位を継いで女王になりたい訳じゃないけど、折角生まれ変わったならば結婚くらい今度こそしてみたいじゃない?
乙女ゲームのシナリオなんて知らない脇役王女が、その他の令嬢達を率いて好きに生きる物語。
※いつも読んで頂き、感想を有り難うございます。
私生活が多忙であり、折角感想を頂いてもすぐに返信出来ないことがとても心苦しく、申し訳ないため、勝手ではありますが、一旦感想欄を閉じさせて頂きました。
今まで感想を下さった方々に返信をした上で、余裕が出来れば再び感想欄を開きたいと思っております。
本当に申し訳ありません…………。
※日刊ランキングベストファイブ入りさせて頂きました。
ブックマークや評価をくださった皆様、読んでくださった皆様、本当にありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-07 00:00:00
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会話率:26%