どうやら前世で私は恋をしていたらしい、と気が付いたのは私が10歳の頃だった。
前の私は心を持たない氷の女王で、心を無くした能面公爵と婚約していたものの、その恋に気付くことなく死んでしまったようだ。……参考資料は少女漫画だが。
早すぎる黒
歴史の到来に気付かなかった私は、記憶を取り戻す切欠になった能面公爵にそっくりな男の子を幸せにしようと躍起になって空回りしたのだった。
※ありきたりな前世云々なお話。基本的に軽くて短い笑えるかは別としてコメディ風味。見切り発車なので、どうなるかはわからない。色々と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-15 13:43:52
20550文字
会話率:21%