アリア大陸に突如出現した異形の存在……《サヴァン》と名付けられたその化け物の軍勢によって大陸の勢力図は変化を余儀なくされる。崩壊したカミュナ帝国を中心にサヴァンの被害は拡大を続けていた。人々の思惑は絡み合い、幸福を求める不幸の連鎖はいまだ鳴
り止まない。
黒髪の少年シュナ=クレイは生家をサヴァンに襲撃されて家族を失った。復讐を誓うシュナは身に宿った異能力の価値を認められ、能力者で構成された傭兵団『アザブラ』への入団を許可される。身を焦がす怒りに支配されてシュナは突き進む。彼は止まらない。その道の先に誰も望まない結末が待っていたとしても……
感想ウェルカムです。辛い評価も真摯に受け止めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-13 00:47:33
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会話率:41%