流行らない古本屋「真珠堂」の若き店主・真樹啓介は傘岡市やN県の郷土史を研究している在野の研究者で、その界隈ではよく知られた人物であった。
ある日、廃病院跡でバラバラ死体が見つかったというニュースを聞いた真樹は、ひょんなことからバラバラ死
体の「奇妙」な点、そして、かつてN県に存在した新興宗教「蓮鳥教」の残党がこの一件に絡んでいることを掴み、友人の開業医・坂東医師とともに本拠地のあった港町・社崎へ向かうが……?
田舎と海辺の香り漂う、和製クトゥルフ神話シリーズ、ここに登場。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 17:00:00
46372文字
会話率:49%
いつも通り大学の研究室へと向かった大学生、倉根進を待ち受けていたのは見慣れた教授の姿ではなく、二人の警察だった。警察から伝えられる教授の失踪とそのきっかけとなったであろう謎の古本に誘われ、倉根進は好奇心と狂気の狭間に落下していく。
※この
作品はウチダ勝晃氏の傘岡怪奇劇場シリーズと同一の舞台設定を用いています。
※この作品は「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-17 17:00:00
11017文字
会話率:30%