呪いの皇子と呼ばれるアルヴァ。
変わり者令嬢と呼ばれるラウル。
孤独の皇子は、変わった寂しがり屋の大きくあたたかな愛を受けて、愛を知る。
これは、不器用な皇子と最強令嬢の、純愛の物語。
最終更新:2025-05-30 19:20:00
4677文字
会話率:42%
後宮には死を愛でる死神がいる。
皇帝が病に倒れたことによりはじまった後継者争い。
それに巻き込まれた第十三皇子・魏 魁閻(ぎ かいえん)はある日、体に謎の刺青が浮かび上がる。
それから周囲の人間が不可解な死を遂げていく。
『呪いの皇子』と
恐れられた魁閻は自ら命を絶とうとするも、彼は既に死ねない体になっていた。
彼が助けを求めたのは黒葬宮(こくそうぐう)に暮す『死妃』(しひ)と呼ばれる奇妙な妃。
死神と恐れられる彼女は、魁閻の刺青をみて微笑んだ。
「それは死の呪いだ。その刺青が体を覆い尽したならば、この後宮にいる人間は皆死に絶える」
魁閻は死妃・紫苑(しおん)と協力し、死の呪いを解く方法を探しながら
この後宮で起こる不可解な死を防いでいく。
死にたくても死ねない皇子×死を愛でる死神妃 が繰り広げる
中華風後宮ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 18:00:00
23809文字
会話率:52%