俺は偶然にも君のことを知った。
しかし、君に会うことはない。名前も、年も、どこに住んでいるのかも、君のことを俺は何も知らない。
俺たちの関係は、文面上でしか成立しない。
それでも、俺は君とつながっていたいから。些細なことでも君と話を
したいから、俺は今日も届けよう。
宛名のない手紙を、君のもとへ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-01 19:00:00
1952文字
会話率:3%
輝きの少女時代から光を喪った17歳の夏。闇の淵から立ち上がり、手に入れた栄光の日々とさらなる暗転……。やがて彼女は知ることになる。すべては運命に導かれ、君につながっていたんだと……。著者自らの体験をさわやかな筆致で綴った夢と希望の物語。
最終更新:2008-09-16 12:14:54
127287文字
会話率:30%