ラッケンガルドの王宮で〔獅子王〕の仮初めの妃として務め始めて 5日目。国王の 午前の休憩時間に合わせ、魔法使いは 執務室へ向かっていた。その足が ふと止まり、見遣った先には 執務室にいる筈のラノイの姿があった。
魔法使いの小さな疑問から始ま
る お話。
『戒縛の王シリーズ』10作目になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-18 00:34:53
15022文字
会話率:20%
魔法使いは 唐突に襲ってきた虚脱感に、密かに 眉を寄せた。座り込みたい程の脱力感を隠して、若き国王の質問に答える。
妖精-同士の交信後から始まる お話。
『戒縛の王シリーズ』の9話目です。
最終更新:2015-05-01 20:00:00
14004文字
会話率:12%
森の妖精は エスファニア王国を離れ、帰らぬまま 朝を迎えた。彼女の外出先を知らない エスファニア王-フェイトゥーダと 男爵-セレディンは、王城の一室にある大鏡の前に竚(た)っていた。その足元には 美しい猫がいて、2人は 彼女に導かれて 此処
へ来た。
森の妖精を案じる男爵から始まる お話。
『戒縛の王と 森の妖精』シリーズの 1作です。このシリーズ中 最も長くなりました…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-29 20:00:00
25198文字
会話率:22%