俺の役職はエリアマネージャー。職場の上司に無茶振りされて、クビを言い渡された直後に北海道から沖縄への転勤を命じられたはずが、妙な薬を飲まされたわけでもないのに、目が覚めたら異世界に転移してしまっていた!
別に正体を隠すつもりもなければ、危
険が及ぶわけでもないのに、この世界の少女・ルルーエルに名前を聞かれた俺は、とっさにエリア(マネージャー)と名乗り、隊商宿を営む彼女の家に転がり込んだ。
世界が変わっても性根は同じ、有給無しの勤労者。睡眠はいつも不足!(※過重労働)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 19:19:00
13828文字
会話率:50%
高齢化社会が深刻化し、65歳以上人口が勤労者人口を上回った20××年。日本国大統領の諮問機関である『高齢化問題特別対策検討委員会』で打ち出した答申は、禁断の果実「出入国管理法の改正へ向けての検討」であった。
法の改正により、難民申請を行
っていた台湾の人々(中国人民解放軍が内乱鎮圧を名目に台湾に侵攻し、台湾に住む『非中国人』を虐殺。これを逃れるための脱出である)を「日本の働き手」として優先的に「永住権」を与えた。・・・その数約100万人。
この受入れによって、福祉・年金対策及び伸張する中国との国際問題まで一挙に解決せしめようとする政府に対し、国内における人権や様々な軋轢に苦しむ入国者たち、果てはこのことが発端となり、この国が危機的局面を迎えるにあたって、厳然として内在しているが殆ど意識することのない『この国の宗教』の存在が浮き彫りとなっていく・・・
「この国とは?」・・・主人公である入国管理局官僚友田潤一郎を中心に、この国に我々日本人が「今」直面している避けては通れない難局に対し、どのように考え、どのように行動していくべきかを問う問題作!!
【政府の組織】
・大統領官房
・大統領法制局
・大統領府→宮内庁
→公正取引委員会
→国家公安委員会、警察庁
→総務庁
→消防庁
・防衛総省
・法務省
・外務省
・財務省
・金融省
・文部科学省
・厚生労働省→社会保険庁
・農林水産省
・経済産業省
・国土交通省→海上保安庁
・環境省折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 16:36:19
10713文字
会話率:40%
とある田舎にある『上葛城商店街』。 アーケード? そんなものなくても大丈夫。住民みんなで仲良く元気に働こう! なんて思っていたら、今日も恋、愛、友情、美人、跡継ぎなどなどの小事件が巻き起こり……。
拙作の「『上葛城商店街』の住民が登場す
るお話」シリーズの続編的短編集です。既存作を踏まえたお話が多いですが、読んでいなくてもなんとなく話は通じると思います。(とりあえず「これまでのあらすじ」を載せておきました)
主要人物にガチ百合がいるので、ガールズラブタグとR15タグを付けています。一応、各話ごとに注意は書いているのでそこで避けられるかとは思います。が、百合の人物は断りなく出てくるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-06 07:33:32
324124文字
会話率:58%