――私、『初天神』で彼を笑わせたいんです!!――
視力を失うと宣告された少女は、惚れた男の笑顔を記憶するために、人間国宝である落語家に弟子入りをした。だが結局、彼女の恋は突然終わりを迎えてしまう。――それから十年、二つ目となった『冬風亭小雀
』は類いまれな落語の才能と破天荒な性格で周囲を振り回しつつ、明るく楽しく生きていた。
そんなある日、彼女にイケメンのファンがついたことから、停滞していた恋が動き出して……!?
※勢いだけで書いた日常系の緩いお話です。章ごとに視点が変わります。R15は念のため!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-05 20:32:10
60560文字
会話率:49%