冒険者パーティーを追放され、精神的に参っていた時に助けてもらった「記憶喪失」を主張する謎のおじさん。彼に一目惚れし、咄嗟に「生き別れていた恋人だ」と嘘をついて、大胆にもお持ち帰りしてしまった駆け出し冒険者のティナ。
でも、おじさんの身辺
は何やらキナ臭い。隣国の政治情勢が絡んでくるし、女神まで関わってくるし、おじさんと一緒に生きたいだけなのに、どうやらそんな結末を迎えるためには解決しないといけない問題があるようで前途多難。
年齢差や育った環境の大きく異なる男女(主人公、幼馴染、おじさん、神官女)が幸せを掴もうと奮闘する四人の物語。
※短編「記憶喪失のおじさんに嘘をついて、お持ち帰りすることに成功しました」の〈連載版〉になります。本作を読んでくださるにあたって短編を読まないと話が分からないという事はありません。
※カクヨムでも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-08 14:06:17
128573文字
会話率:34%