彼、黒戸には城井絵里という幼馴染がいた。
2人は常に張り合っていたが、黒戸が城井に勝ったことは一度もなかった。
黒戸は城井に好意を抱いていたが、劣等感が邪魔をして告白に至ることはできずにいた。
思いを引きづりに引きづり15年間が過ぎ、彼ら
は大学生活を終えた。彼女と同じ世界にいれるのは恐らく今日で最後。
果たして黒戸の恋の行方は……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-01 18:00:00
3847文字
会話率:35%
深夜、友人より唐突にかかって来た、人面犬という呼称と悲鳴の電話。混乱のさなかにある主人公ーー隆に再度かかって来た「今からうかがいます」という電話。
この電話から隆のとった行動は? そしてその結果は……。
最終更新:2014-08-29 20:09:40
4604文字
会話率:52%
俺達は本来の目的を見失っていたりする。でもそれが絶対に必要かと問われれば、それはまたよく分からない。
最終更新:2014-08-17 04:12:30
1076文字
会話率:40%
5年前、大きな災害によってこの世を去ったさゆり。
死んでしまったはずのさゆり。
そんな彼女からの一年に一度の着信。
そして今年も彼女からの電話が鳴る。
私は決意を胸に携帯を耳へとあてた。
最終更新:2014-08-15 21:00:00
13329文字
会話率:32%
ガラケーを持つ人、“ガラケー人”による“ガラケー界”と、スマホを持つ人、“スマホ人”による“スマホ界”がいがみ合う世界。不動アキラはどこにでもいる、普通のガラケー人だった。しかし、ひょんなことから“ガラケー戦士パゴスタイン”の力を“受信”し
、ガラケー界とスマホ界との戦いに巻き込まれることとなる。
はじめは戦うことに反発していたがアキラだったが、スマホ界は“世界総スマホ人計画”を立てていて、世界中の人たちを洗脳しようと企んでいることを知る。――「洗脳なんて……よくないっ!」と思ったアキラは“パゴスタイン”として、世界征服を企むスマホ界と戦っていくことを決意するのだった。
それからは、『“トランシーバー師匠”との特訓』、『“トランシーバー師匠”の死』、『“ショルダーホン先輩”との特訓』、『“ショルダーホン先輩”の死』、『敵幹部“タブレット婦人”との許されぬ恋』などがありつつ、なんやかんやあってついにアキラは敵本部、“スマホタワー”の最上階にたどり着くのであった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-03 14:00:00
8394文字
会話率:42%
「“かけちゃいけない電話番号”って知ってるか?」弘毅はそういい、それに全部かけてみるといいだした。俺は「下らない」と思いつつ、協力してやることにした。そして、ある一つの電話番号を見つける。“XXXX-XXXX”……。 〈No.34〉
最終更新:2014-08-03 02:00:00
6901文字
会話率:34%