3年前突如として失踪した妹への手がかりは鮮紅の引鉄という3年前より活動し、現在は行方がつかめないという殺し屋の話だった。
そのことを知る酒場の店主から聞くことができたのは、弾丸と弾倉なら何か知ってるんじゃないかなというあいまいな一言だった。
そして、その時その隣で静かに酒の弱さゆえにノンアルコールカクテルしか飲めない男は自分が手掛かりをもつことを分かっていながらも口をつぐんだまま何も告げずに店を出た。
そして彼は、落ちる夕日を尻目にあの日の因縁を思い出す。
これは後に最悪の暗殺チームと呼ばれることになる3人の結成までの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 01:45:52
6040文字
会話率:33%
死ぬのが、恐い貴方。
生きるのが、怖いあなたに送ります。
最終更新:2020-03-15 23:57:18
1657文字
会話率:9%