高校二年生の東雲朝には前世の記憶がある。前世から大好きでたまらなかった相手、鹿山小都子と少々卑怯な手で付き合うことになって三年。大きな城もなければ座り心地のいい王座もなく、付き従う従者もいないが、不満なく海辺の田舎暮らしを謳歌している。彼
女が中々自分に振り向いてくれない以外はすべてが順調だった。突然、前世に王妃であった元妻と、自分の従者であり、妻の愛人だった二人がやって来るまでは。
小都子の中途半端に残っている前世の記憶のせいで、元妻とくっつけようと画策される中、朝はフラグを全力でへし折り、小都子を振り向かせようとするがーー。現世に、全員集合。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 23:07:08
52969文字
会話率:47%
8時になったら始まるテレビ番組がありました。
大人になってからも、楽しいです。
最終更新:2023-06-03 23:44:44
200文字
会話率:0%
村の北にある丘の社殿には、三百年前の勇者様が遺した聖剣が祀られていて、僕の家は代々その管理(という名の掃除番)を任されていた。
まあ、それでも可愛い幼馴染みとお馬鹿な妹と一緒に毎日を楽しく過ごしているけど。
そんなある日、聖女様と勇者様候
補の一行がやって来て……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-18 00:00:00
9805文字
会話率:39%