とある地方都市の片隅、個室居酒屋でのお話。
最終更新:2024-11-16 06:00:00
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会話率:0%
企業の事務食募集に、なつきさんという女性から応募があった。
最終更新:2022-12-27 13:08:58
5945文字
会話率:43%
地味で定評のある理系大学生の俺は今日、片想いの幼馴染に振られた。本当は振られてすらいない。
友人が幼馴染である久世沙羅(くぜさら)が彼氏っぽい男と二人で歩いていたのを目撃したらしい。
告白する前に終わった恋。ヤケになってマッチングアプリ「
トゥギャザー」始めたはいいものの、
顔写真もない謎の女性「きさら」さんと早速マッチング。大してやる気もなかった俺だけど、
【ゆまさんのプロフに散歩が趣味ってありましたけど】
何故か趣味が一致したり。
【同じように片想いの相手に振られたからヤケになって始めたようなものですから、気にしなくていいですよ】
境遇がやたら似通っていたり。
【今季ですか?色々ありますけど、ゆりキャンはぼーっと見るのにいいですね】
好きなアニメが一致していたり。
やたらと沙羅と符号する事実に複雑な気持ちになる俺。
しかも、通っている大学も同じで片想いの相手はやっぱり幼馴染と来た。
【ここまで一致すると偶然とは思えないんです。もしかして、きさらさんは沙羅じゃないですか?】
まさかと思って問い詰めてみると。
【やっぱり由真にはわかっちゃうよね。昔から鋭いから】
あっさり認める沙羅。
というわけでお互い何やら誤解があったらしいと個室居酒屋で話し合うことに。
で、まあ真相はというと、かなりしょうもない誤解だった。
これは、酒でも飲んでないとやってられない、二人の幼馴染の勘違いのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 00:05:46
8658文字
会話率:33%