ある冒険者が命をかけて調べた世界中の草花をまとめた本。
その本の著者である冒険者の過去を描いた物語。
最終更新:2021-05-15 16:53:19
25133文字
会話率:37%
高校一年生、春、僕は、同級生の女子を庇って車に轢かれた。
車に跳ね飛ばされた体は勢いよく跳ね、そのまま頭からコンクリートの地面へと着地。
彼女の命を助けれた、その満足感に浸って僕はこの世とおさらばすることになった。つまりは、端的に言ってしま
えば、僕は....死んだ。
...と、思っていたし、そのはずだった。
暗転する視界、もんどりを打って僕の体が転がり出たのは、木漏れ日の指す明るい森だった。
訳も分からず周りを見回す僕の目の前に落ちていた一枚の紙片。
少しシワのついてしまっている紙、そこに書かれていたのは
『転生おめでとう!君はこの世界に選ばれたよ!頑張ってね!』
という文面と、端っこに書かれたレベル0、という数字。
「なんだこりゃあああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
森にこだまする絶叫が、無責任な神による強制的な僕の冒険の始まりを告げていた。
(モチベと筆の速さの問題で一話あたり大体4000~7000時で小刻みに更新します。勢いで書いてるので題名は仮です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 23:00:00
96702文字
会話率:37%
ネットで密かに噂されている、表には出ない格闘ゲーマーの不死川明梨。彼は、『弱いキャラを使わせたら右に出る者は居ない』と称される程の弱キャラ使いだった。
そんな彼の所にある日、謎の男が現れた。すったもんだの末、明梨は『ソーシャル・エッグズ』と
呼ばれる世界の身分決定ゲーム『身体から☆出ますよ?』に巻き込まれることになる。
人間はプレイヤーとして異世界の生物を操作して戦えと言うのだが、明梨のパートナーになったのは『攻撃力皆無』『スピード微妙』『体力残念』必殺技は『身体から星が出る(だけで威力はない)』という、戦闘力もへったくれもないような小娘だった。
戦車に水鉄砲で挑む系バトルアクション。
※☆マークのあるエピソードには挿絵があります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-01 20:35:36
127633文字
会話率:36%