「ちょっと、堀田!? ヘバッてないでシャキッとしなさい!」
「へ? わ、ハイ!?」
ランニングから戻って剣道場に転がっていた堀田はガバリと身を起こし、正座した。
「何やってんだ堀田」
「解んね。斉木の俺への当たりが強くてつらたん」
「
バカだから何かやったんだろ」
「え、俺何もしてねぇし」
「無神経だからな。まあ、強く生きろ」
バシバシ頭やら肩やら背やら遠慮無く叩く部活仲間は、気付いて見ぬフリをし、ニヤニヤ笑っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-20 22:42:40
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会話率:17%